小型二輪MT(マニュアル)免許取得レポ⑤
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今日は2時間の教習。
1時間目は先日の坂道発進の補修だった。外周を走ったのち、前回と同じ指導が上手い年輩教官と坂道に移動した。
もう一度、坂道発進に挑む。教官が、「タコメーター見るのも大事だけど、ちょっと前方の遠くを見るように意識してみて」と一言。
言う通りにして、あえてタコメーターから目を離してアクセルを回し、半クラにしてブレーキから足を離すと…おっ、いい感じに進んだ!
それからはクラッチを完全に離しローで坂を越え、交差点に入る。教官に「できたじゃーん!」と言われ思わず嬉しくなりニヤけてしまう。
コツさえ掴めばこっちのもの、一本橋と同じようにスムーズに走れるようになった。
ちなみに書き忘れていたが、前回の教習でS字とクランクがあった。小型二輪の特性もあり、私は特に難なく走ることができた。コツは内輪差を意識して、足元を見ずに自分が行きたい先を見て走るということだろうか。
これで卒検の大まかな課題(急制動以外)はクリアできた。
次の教習はシュミレーター。実車と同じ年輩教官が担当だ。
チャイムが鳴ってからシュミレーター室に移動。シュミレーター室は狭い部屋にシュミレーターの機械(?)と、パソコン、テーブルに椅子という簡素な作りだった。
とりあえず椅子に座り、シュミレーターが起動するのを待つ。待つ間、年輩教官が「〇さん(私)はなんで小型二輪免許取ろうと思ったの?」と質問してきた。ちなみに副校長にも聞かれたし、初乗りの教官にも聞かれている(^ω^;)
旦那の影響であることを離すと、「あー、そういう人多いんだよ。そして小型だと物足りないし高速道路も走りたくなって、中型や大型に限定解除しに来るんだよー」と笑っていた。
それからなんと30分、教官のバイク持論を聞かされる。要約すると、
・うちの県は東北で一番運転が下手、右車線で遅い奴多すぎ
・バイク乗りは自動車より危険が伴うぶんマナーを守る人が多い
・あとバイク乗りは趣味に金かかる分それ以外の服装や食事に金かけない(かけられない)
なるほどー、と思いながらどっかで聞いた話だな、と思っていたら、うちの夫あるあるだった。運転下手話はおそらく転勤族が集まる都市だから、と教官が言っていた。
話の後にやっとシュミレーターを使って、悪路走行を行った。
カーブ道、濡れた道、マンホール、砂利道などなど。特にミスせず走れていたが、最後の橋の上の強風は、横風注意の看板に気づけず軽く風に煽られてしまった。
シュミレーターなので、教官も「気をつけようねー」程度の軽い注意だった。
教習はここまで、次回はAT原付スクーターの走行です。