小型二輪MT(マニュアル)免許取得レポ③
続きですー
副校長に教えてもらいながら、肘、膝、胸部にプロテクターをつける。ブーツに履き替えて、グローブをつけて…気分はもはやバイカーである。
教習開始のチャイムと共に、頑張ってね!と副校長は去っていった。丁寧にありがとうございました。
さて、早速初乗りだ!
初めての技能教習は私の父親よりやや若い、髪をジェルで固めたなかなかにオシャレなおじさん教官だ。
適当に挨拶をして、バイクの点検方法、運転姿勢など教えてもらう。教習時間があまりないからか、指導がとにかく早い。
そして、私は普通自動車の免許を持っているが悲しいことにオートマ限定だ。クラッチ操作やシフトチェンジの意味がわからず、教官が一体何を言っているのかが理解できない。
ギア?クラッチ?なにそれおいしいの?状態。
教官に「車の免許はマニュアル?」と聞かれて、「あ、オートマです…」と答えた時の教官の顔は「あーまじかー…まじか…」って顔だった。なんかすみません…
教官にアクセルとクラッチを一緒に握ってもらいながら何度も半クラの練習をして、その場でゆっくり走ってみる…がエンスト。アクセル回さなさすぎて怒られる。
あまりに私が発進できなさすぎて、最後は教官の運転するバイクの後ろに乗って感覚をつかむように言われる。
気を取り直して教習2時間目。
とりあえずギアはセカンドまで入れられるようにしよう!と教官。
教習内容は1時間目の内容の復習…がとにかく怒られまくり、というかビビりまくりでアクセルが回せない。アクセル回せ!と教官。ビビる私。ダメダメである。
最終的に走れるようにはなったものの、なぜ走れているのかもわからず、とりあえずローでフラフラ走っている状態…
はい、補修です。
教習終了のチャイムを聞きながら、バイクを乗りこなしサーキットまで行ってしまう夫を心から尊敬する私だった。