小型二輪MT(マニュアル)免許取得レポ⑥
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今日は原付スクーターの教習。原付といえども怪我をしないように、プロテクター装着と持参したフルフェイスを被る。
教官は見たことがない初めての人だった。穏やかそうな教官なので穏やか教官と勝手に名付けた。
私が普通自動車免許を取得したのは今から10年前くらいなのだが、何故か原付教習がなかったのである。そのため、運転の仕方がわからない。
穏やか教官に聞くと、「右手アクセルはマニュアルと一緒ね。あと両手ブレーキ。簡単だから!」と一言。
乗ってみると、驚く程簡単だった。こんなに簡単なバイクがあるなら、マニュアルはいらないんじゃないかと思うほどだ。
トコトコトコと走りながら、教官の後について卒検のコースを確認する。今まで無視していた方向指示器を出し、信号機もきちんと停車する。
原付スクーターは特記することはないくらい特に何もなく終了したので、次の一段階みきわめについて書きます。
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あっという間に一段階みきわめだ。実車教習5時間+補修2時間と、思っていたよりも(私的には)早く進んだ。
よりによって、小雨でやや風もあり視界があまりよくない。おなじみの年輩教官がカッパ着ていいからねーと促してくれた。
みきわめは一段階で学んだ発進、S字、クランク、坂道発進、一本橋をもう一度復習するものだった。S字クランクは難なく走行できた。一本橋も5秒以上で通過。最後に苦手な坂道発進。ここでまたエンストを繰り返してしまい、挙句の果てに立ちゴケまでしてしまった…もしかしたらみきわめやり直しかな?と思ったが、今日も年輩教官が担当してくれたおかげか、無事にハンコをもらうことができた。思わず、教習終了後に「ハンコもらっていいんですか!?」と聞いてしまった。
最後に年輩教官から、
「バイクは、他の人から見てカッコよく見えるように乗るのが一番の安全運転のコツだよ。足元だけを見てフラフラ走っている奴は自動車乗りから見てもカッコよくないだろう?だから先を見て、行きたい方向に目線を向ければ自然とハンドルもそっちを向くから。それを意識していれば大丈夫だよ」
と教えてもらった。これだけ聞くともう卒検な気がするが、実はまだ一段階終了なのである。
次回、二段階教習はシュミレーターからだ。受付の教習受付機に教習カードを通すと、担当の教官の名前が出てくる。そこには夫の知人であるコワモテ教官(以下コワモテさん)の名前があった。やったー、さぞ丁寧に優しく(甘やかして)教えてくれるんだろうなあ!と楽しみにしていたが…地獄の二段階の始まりであった。